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アナと雪の女王の歌詞について

松たか子さんの唄うアナと雪の女王は世界中で大変な評判であった。

各国の歌詞を1フレーズづつ唄うバージョンでも、日本語パートは歌詞中でも一番にキーとなる部分だった。

「ありのままの 姿見せるのよ」

そして世界中で日本語の響き、松たか子さんの声が美しいと大絶賛だったのだ。

しかし考えてみれば英語のLet it goは「ほっといて」という意味でつかわれるのが普通で、これを「ありのまま」と訳すのは音のはめ込み、アニメの口の動きと合わせるにしてもちと違和感がある。

まぁ、いいか、歌にばっちりあってっからな、と思っていたのだが。

先ほど、私の信望する井口博士のブログに面白い記事があった。

Kazumoto Iguchi's blog

それはアナと雪の女王の英語の翻訳したものと、日本語のパートの歌詞の比較である。

まず英語を翻訳したものは以下

雪が山を覆う夜 足跡一つ残らない
隔絶された王国 私はその女王
風邪が唸る 心の嵐のように
私の苦しみを天だけが知っている
秘密を悟られないで
いつも素直な子で
感情を抑えて隠さなければ
でも知られてしまった
これでいいのかまわない
もう何も隠せない
これでいいのかまわない
過去に扉を閉ざすのよ
もう気にしない
何を言われようとも
嵐よ吹き荒れるがいい
寒さなど平気よ

遠くから眺めるとすべてが砂粒のよう
恐れは遠く去りもう私を苦しめない
怯えることなく未知へと突き進む
善悪やルールに縛られずに
私は自由よ
これでいいのかまわない
空と風は私のもの
これでいいのかまわない
二度と涙は流さない
自分の道を行く
ここは私の王国
嵐よ吹き荒れるがいい

私のパワーが大気と地に満ちる
氷の図形のように私の魂が広がる
結晶となって思いが形作られる
二度と戻らない
過去はもう過ぎたこと
これでいいのかまわない
新しい夜明け
これでいいのかまわない
理想の娘はもういない
私の道を行く
輝く光を受けて
嵐よ吹き荒れるがいい
寒さなど平気よ

日本語版を家で何度も絶叫しながら歌ったので、この翻訳を読んだとき、ん?ニュアンスがかなり違うな、と感じた。

で日本語歌詞だ。

降り始めた雪は足あと消して
真っ白な世界に一人の私
風が心にささやくの
このままじゃだめなんだと
戸惑い傷つき
誰にも打ち明けずに
悩んでいたそれももう止めよう
ありのままの姿を見せるのよ
ありのままの自分になるの
何も恐くない
風よ吹け
少しも寒くないわ

悩んでたことが嘘みたいね
だってもう自由よ何でもできる
どこまでやれるか
自分を試したいの
そうよ変わるのよ私
ありのままで空へ風に乗って
ありのままで飛び出してみるの
二度と涙は流さないわ

冷たく大地を包み込み
高く舞い上がる思いで描いて
花咲く氷の結晶のように
輝いていたいもう決めたの
これでいいの
自分を好きになって
これでいいの
自分信じて
光浴びながら歩き出そう
少しも寒くないわ

どうだろう。全然違う。

英語版はなんというか、世界は私のもの、過去は隠すのよー、そして正体を現すわよ、おほほほほほーという感じだ。ちとおどろおどろしい。

そういえば、「少しも寒くないわ」と唄い終わった時ののアナの目つきは妙に邪悪だったな、と違和感を感じたのだ。

対する日本語版は、解放の歌、閉ざされていたものを解放し覚醒するのじゃー、という強い意志を感ずる。 

この日本語歌詞をディズニーがよく許したな、と感心する。

意味が逆とまではいわないが、日本語版には英語版にある邪悪感がまったくない。

かたや取り繕うことをやめた邪悪な魔、かたや永い封印を解いた目覚めた者。

これは日本人(日本の神々)の進撃開始の意思なのではなかろうか。

そしてディズニーの次作は日本人少年が主人公である。


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